株式会社カグカス様

・個体ごとの情報管理を紙ベースで行っている為、情報更新に時間がかかる
・情報更新待ちの間に返却見込みの商品への引き当てが行えないため、商品の回転率が悪い
・アナログ作業の為、テレワークを希望する社員の要望に応えられない

不動産業者様が伝えたい物件の魅力を、お客様により分かりやすく、具体的に体感していただくための効果的なサービスをお届けするホームステージングを行っているカグカス様。
大阪と東京にオフィスを構え、物件が持つポテンシャルを明確に視覚で効果的に伝えるスペシャリストとして、感性とコーディネート力でインテリアを演出し、お客様に購入の意思決定を促す魅力的な空間づくりを行っています。

カグカス様では、システム導入前までは1つの家具につき、１枚の管理表を用いて管理を行っていました。
そのため、受注時にどの家具が貸し出せるのかについては、その都度管理表を確認しなければならないという課題がありました。
また、貸し出していた家具が実際に返却され、管理表の情報を更新するまでは次のお客様に貸し出せるか判断ができない為、『返却見込み』という状態では引き当てが行えず、回転率低下の原因になっているという問題もありました。

業務に即した使いやすいシステムの構築により課題を解決。
「商品を検索し、画像を見ながらカートに入れる」という、なじみやすいシンプルな操作で業務を行えています。
システムがクラウド化したことにより、テレワークで働きたい社員の希望を叶えることができ、社員の活躍の幅を広げることができました。
また、
１．商材の発注
２．修理や廃棄の管理
３．カタログと微妙に色味が違う場合の画像の更新機能
これらを搭載し、社内の業務の可視化・効率化にご協力させていただきました。

zBox for Rentalは、消耗品ではない資産について、「いつ購入したか」「いつ誰が何に使うのか」「ダメになったから買い直す」という管理が個体ごとに可能にできるシステムです。
物品や個体ごとに外観画像の登録を行えるため、物品の異常の共有がかんたんに行える他、新人の教育時間短縮にもつながります。
カスタマイズを行うことで、業種問わず使えるシステムとなっております。

カグカス様とのお打ち合わせはオンラインをメインに行いました。
分かりやすい資料でご説明できるよう、具体的な画面のイメージを多く作成することを心掛けました。
ヒアリングを行っていくにつれ、アナログである長所を生かした素晴らしい業務の遂行方式を取る企業様で、業務をシステム化することによって、より効率的に業務を進められると確信いたしました。

一般的には、システムの導入によって管理レベルが上がったとしても、実際の作業スピードはアナログの方が勝ってしまう事例が多々あります。
これらの解決のために、
１．モノや資料を探す時間を無くすなど、いかに効率を下げないようにするか
２．現品画像を見て個体の異常を共有するなど、どのように付加価値をつけていくか
この二つのポイントが、開発の際に重要となりました。

カグカス様は東京営業所の設立やフランチャイズ展開を行うなど、成長著しい会社様ですので、私共もスピード感を持って共栄していきたい所存です。

バーネット担当者：松尾

Special Thanks
株式会社カグカス
ご担当　佐野様